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リウマチャーのお薬1
関節リウマチの治療は薬物療法だけではありませんが、やはり、かなり大きなウェイトを占めます。(他に、外科療法、リハビリ、基礎療法などを組み合わせて治療します)
処方される薬の数を多く感じるかも知れませんが、何種類かの薬を組み合わせて使う治療方針がとられる場合もよくありますので心配はありません。 また、市販の薬のように総合○○薬という形ではないので、リウマチの治療の中心となる抗リウマチ薬と痛みを鎮めるための消炎鎮痛薬、副作用を抑えるための胃の薬、ビタミン類などがバラバラになっているために数は多くなりがちです。
薬を使いつづけることに抵抗を感じるかもしれませんが、必要のある薬を必要な分量だけ処方されているはずですから、勝手に中止したりしないでください。 特に抗リウマチ薬は、継続して使用していくことによって効果が発揮される性格の薬ですから、きちんと使いましょう。
副作用のない薬はありません。 何かおかしいなと感じたら、すぐに受診してください。
よく合う薬は人それぞれ、副作用の起こり方もそれぞれです。
自分の使っている薬の名前は何か、どういう種類の薬なのかを知り、記録を残していくことをお勧めします。 調剤薬局で渡される説明書を保存しておいてもいいでしょう。
リウマチャーのお薬2では、具体的に薬の種類と名前を紹介しています。 薬を知るための助けにしてください。
■非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)、いわゆる痛み止め
すばやく痛みや腫れを鎮めます。 リウマチを治療することはできませんが、炎症を鎮めるのに役立ちます。
継続して使用する方法だけではなく、痛みや腫れの強いときだけ頓服として使う方法もあり、患者の判断に任されている場合も多いです。
関節に炎症が起きているわけですから、痛みを止めるだけでなく、抗炎症作用の強い鎮痛薬が向いています。
リウマチのために開発された古典的なアスピリンから始まり、体内に吸収されてから消炎鎮痛薬同様の働きをするため胃腸障害がやや少ないプロドラッグ、胃腸障害の少ないCOX2阻害薬、最新のものまでたくさんの薬があります。 新旧にとらわれず、自分に相性の良いものを使うことが大切です。
炎症を抑える仕組みは胃腸障害(主に胃)が起こるしくみと共通しているため、胃腸障害がやや少ないと言われる薬や座薬でも胃腸障害が起こることは避けられませんので、注意しましょう。 普段から胃腸を大切にし、胃腸に不快な症状が現れたときは我慢せず、胃腸薬を処方してもらってください。
優れた抗炎症作用のある薬です。 すばやく痛みや腫れを鎮めます。 関節リウマチを含む膠原病そのものをある程度コントロールすることもできます。
知名度が高いために悪者扱いされがちですが、正しく使えば大丈夫です。 たくさん飲みすぎたり、急に減らしたりすると危険がありますので、勝手に増減したり、中止したりしないで、必ず医師の指示に従ってください。
即効性があるので、初期に抗リウマチ剤が効き始めるまでや、薬の変更の合間などにも使われます。
効果が絶大なため、一時的にたいへん体調が良くなることが多いのですが、治ったと思い込んで止めてしまわないでください。
人間のからだにも本来から存在していて、副腎で作られています。 糖質コルチコイドという種類のもので、性ホルモンではありません。
■抗リウマチ薬(DMARDs)
よしこさんの抗リウマチ薬のページ(Yoshiko's
Salon内)に写真入の詳しい解説があります
関節リウマチの進行を止め、進行を遅らせる目的の薬です。 薬物療法の主役です。
効き始めるまでに期間がかかります、薬とその人の個性にもよりますが、1ヶ月〜半年程度です。
長く使っていると効かなくなるという、エスケープ現象が起こることがあります。
■その他の薬
関節機能改善剤・・・薬の一覧へ
副作用を防止するために胃薬、ビタミンB、葉酸、骨粗しょう症治療薬、など、必要に応じて処方されます。
気になる症状や他の疾患があれば、それに対処する薬も処方されます。
他の科を受診するときには、同種の薬が重なったり飲み合わせの良くない薬を処方されないように、病気と薬の記録を持っていくようにしましょう。
■民間療法、健康食品
あなた一人だけが治ってしまう奇跡のような薬というものは存在しません。 あなたが投資しようとしているその民間療法は、命をかけてまで信用できるものでしょうか? 効果がないばかりか、危険なものも存在しています。
これより上で説明した、今、あなたが使っている薬は、何年もにわたって多くの人が治験に協力し、膨大な過程を経て、効果と安全性を確かめられた信用のおける薬なのです。
民間療法や健康食品には気持ちが落ち着くという効果はあるかもしれません。 しかし、シロウト判断で本来の治療を止めてしまうべきではありません。
ビタミン類などのシンプルなサプリメントでも、飲み合わせの問題もありますし、把握してもらっておくという観点からも主治医と相談して利用するべきでしょう。
なお、漢方薬も薬である以上、副作用はあります。 漢方薬とは言っても、医師の処方によって服用するものと、そうではないものではその意味合いは全く違います。 漢方だから大丈夫と主治医と相談無く服用するのは危険です。
たしかに、関節リウマチを完治させる薬はまだできていません。 でもどうか、すべての治療を投げ出してしまわないでください。 今ある治療方法によって、進行を遅らせること、不快な症状を和らげることは決して無駄ではありません。 わたしたちの体はコンピュータとは違って1かゼロかではないのですから。
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